西京銀行、徳山駅近くに多目的ホール 新本社1階に計画 2026年夏完成を予定

1階にコンベンションホールを設ける西京銀行の新本社ビルのイメージ

 西京銀行(山口県周南市)は26日、同市住崎町に新築する本社ビル「徳山テラス」の1階に最大800人収容のコンベンションホールを設けると発表した。JR徳山駅に近い海側の立地で学会やセミナーなどの利用を見込む。2026年夏ごろの完成を予定する。

 約4800平方メートルの敷地に、鉄骨5階建て延べ約7千平方メートルのビルを建てる。コンベンションホールは約550平方メートルで、最大500席を置ける。全体の事業費は未定。24年末に着工する。

 多目的ホールとして学会や会議、学校イベントなどで貸し出す。調理はできず、飲食を伴う場合は周辺のホテルなどでの調達を想定している。同様のホールは市内にないため、市と徳山商工会議所が2月に設置の要望書を同行に提出していた。

 この日、本店で記者会見した松岡健頭取は「学会を誘致でき、地域で宿泊や飲食の需要も期待できる」と述べた。

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