ソフトバンク・牧原大成が国内FA権取得「感謝の気持ちで一杯」「ホークス優勝のため変わらず努力」

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育成出身のユーティリティプレーヤーが国内FA権取得

ソフトバンクの牧原大成内野手(31)が27日、国内FA(フリーエージェント)権の資格取得条件を満たした。

熊本・城北高から2011年育成ドラフト5位で入団。2012年6月に支配下登録されると、同月14日の中日戦で代走として一軍初出場を果たした。内外野を守れるユーティリティプレーヤーとして2022年には自己最多の122試合に出場して打率.301をマーク。オフには引退した明石健志が付けていた背番号「8」を継承した。

昨年3月のWBCでは侍ジャパンに追加招集され、世界一にも貢献した。シーズンでは序盤に左太ももを痛めて戦線離脱するなど故障に泣きながらも91試合に出場。オフには球団と年俸変動制の3年契約を結んでいる。

今季はここまで21試合に出場して打率.288、0本塁打、4打点、OPS.722の成績。通算成績は696試合に出場して打率.268、19本塁打、170打点、OPS.643。

牧原選手のコメントは以下の通り。

○牧原大成選手コメント 育成選手として福岡ソフトバンクホークスに入団しここまでこれたことは本当に嬉しく思います。国内FA権が取得できるとは当時の自分からは想像もしていませんでした。 日々がむしゃらに過ごす中で様々な経験をさせていただき、家族をはじめこれまで携わって下さった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。 ホークスの優勝のため、変わらず努力して参ります。至らない点も多々ありますが、今後とも牧原大成をどうぞ宜しくお願いいたします。



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