SNSで知り合った女子中学生に「好き」「結婚して」…ブロックされた後に名誉を害する文章を投稿か ストーカー疑いで30歳の男を逮捕警察から2度の警告も

SNSで知り合った女子中学生にしつこくつきまとい名誉を害する文章を投稿するなどストーカー行為をしたとして、27日、自称アルバイトの男(30)が逮捕されました。

男は女子中学生と会ったことはありませんでしたが「好きで忘れられなかった」と話し、容疑を認めているということです。

ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県大川市の自称アルバイト・永尾大樹容疑者(30)です。

永尾容疑者は、SNSで知り合った福岡県内に住む女子中学生(13)に対して、SNS上で名誉を害する投稿をしたり、ブロックされた後もサブアカウントからフォローリクエストをしたりと、しつこくつきまとい、ストーカー行為をした疑いがもたれています。

警察によりますと、永尾容疑者と女子中学生は今年1月にSNSで知り合い、メッセージのやりとりをしていましたが、永尾容疑者からしつこく「好き」「結婚して」といったメッセージが送られてきたことから、女子中学生は永尾容疑者のアカウントをブロックし、警察に相談していました。

警察は今月17日に、永尾容疑者に対して女子中学生に接触しないよう警告しましたが、永尾容疑者は翌日の18日に、サブアカウントから女子中学生にフォローリクエストを送ったということです。

その後、警察が2度目の警告をしたものの、永尾容疑者がSNSで女子中学生の名誉を害する文章を3回にわたり投稿したため、逮捕に踏み切りました。

警察の取り調べに対して永尾容疑者は、「間違いありません。好きで忘れられなかった」などと話し、容疑を認めているということです。

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