久万高原に生息するヒキガエルの企画展始まる 面河山岳博物館

ヒキガエル4種類の飼育展示などをしている面河山岳博物館の企画展

 愛媛県久万高原町に生息するニホンヒキガエルの分布調査結果などを展示する企画展「やまのぬし ヒキガエル」が27日、久万高原町若山の面河山岳博物館で始まった。6月23日まで。

 ニホンヒキガエルは体長17センチほどに成長する日本最大級のカエル。県内では池や湿地など繁殖地の減少で激減し、県の準絶滅危惧種に指定されている。

 一方、町内には広く生息し、館が2022~23年に住民参加型の分布調査を実施。会場には調査で寄せられた130件以上の目撃情報を記した地図を展示している。

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