2024年4月27日(土)、発酵⾷品の花酵⺟パンを扱うベーカリー「Panya+BUNZO」が本郷三丁目にオープンしました。花酵母パンというあまり聞き馴染みのない珍しいパンを扱うお店で、夜はなんとパンをお酒とともに楽しめるバーになるんだとか。詳しくご紹介します。
身体にも環境にも優しい花酵母パンを展開
花酵母パンとは自然の花から分離した酵母で発酵させた天然由来の天然酵母パン。余分な添加物を使用していないだけでなく、乳酸菌豊富で食感が軽く香り豊かという特徴を持っています。東京農業大学の研究開発から生まれた、身体にも環境にも優しいパンです。
「Panya+BUNZO」ではそんな花酵母パンをラインナップ。「キタノカオリ食パン」(1斤1,200円、ハーフ600円)や「シリアルブール」(200円)、「ハニートースト」(350円)、「クロワッサンダマンド」(320円)、「クルミゴルゴン」(350円)など、常時40種類のパンを取り揃えています。
注目は「シナモンロール」。エッセイストの糸井重里さんが絶賛したことで話題になった「1110 CAFE/BAKERY」(埼玉県川口市)の「シナモンロール」と同じものを食べることができます。
こだわりのレシピで作り上げたヴィーガン対応のシナモンロールで、種子島産の粗糖と相性抜群の香り高いシナモンと国産小麦をブレンドした生地を使用。口の中でとろけるような食感と程よい甘さ、軽やかな食べ心地が楽しめます!
夜はパンとワインや日本酒のペアリングを楽しめるバーに
またパンの魅力もさることながら、昼と夜でまったく違う楽しみ方ができるのもこのお店の特徴です。
17時からの時間帯はパンを陳列していた場所がテーブルになり、椅子も設置。気軽にパンとワインを楽しめる「Pan-nomi bar BUNZO」に様変わりしてワイン、日本酒、ビアカクテル、パン、少しのおつまみなどを提供するバーになります。
ソムリエの資格を持つスタッフがクロワッサンに合うシャルドネの白ワインなど、パンに合うワインや日本酒のマリアージュを提案してくれます。ワインはフランスワインのほか、山梨のブドウ農家から特別に仕入れた日本のワインがメインなんだそう。
パンはその日に焼き上がったものを出してくれるので、夜に行けば「Panya+BUNZO」のパンと「Pan-nomi bar BUNZO」のバーとしての魅力をどちらも堪能できます。9席ほどの小さなバーなのでスタッフの方と楽しくコミュニケーションできるクローズドな雰囲気も素敵です。
「Panya+BUNZO」と「Pan-nomi bar BUNZO」どちらも楽しんで
「Panya+BUNZO」で仕事帰りにふらっと立ち寄ってパンでお腹を満たしつつ、ワインや日本酒を嗜んで頑張った自分へのご褒美として楽しむのもよさそう。サービス料は10%かかりますが、チャージがないのでバー初心者も入りやすそうです。
「Panya+BUNZO」は8時から16時まで、「Pan-nomi bar BUNZO」は17時から22時まで。プレオープン期間中には平日のお昼にも関わらず、多くの人がパンを買いに詰めかけていました。これからさらに人気店になっていきそうな予感!
身体にいい花酵母のパンを食べてみたい人はもちろん、パンとワインのマリアージュを体験したい人はぜひ足を運んでみてください。
(富士みやこ)
Panya+BUNZO
住所:東京都文京区本郷3丁目25-1 山崎ビル 101
最寄り駅:本郷三丁目駅
営業日:火~土(日・月・祝は定休日)
営業時間:「Panya+BUNZO」:8:00~16:00、「Pan-nomi bar BUNZO」は17:00~22:00
電話番号:03-5990-9345
URL:https://www.instagram.com/panya_bunzo/
関連記事: