同種/異種(どうしゅ/いしゅ)

「同種/異種」の意味

「同種/異種」(どうしゅ/いしゅ)とは、「同じ種類・形態のグッズ」「違った種類・形態のグッズ」のことである。いわゆる「お取引」の際に使用する用語だが、現在グッズの形態が多数存在しているため、「何がほしいか」「何と何なら交換可能か」を明確にするために使用される。

「同種/異種」の由来・語源

元々それぞれ一般的な単語である。「同種」は「同じ種類」であることを指し、「異種」は「違った・異なった種類」を指す。そこから転じてグッズの種類を指す用語として使用されている。

例えば、AというキャラクターのアクリルスタンドとBというキャラクターのアクリルスタンドの交換であれば「同種交換」、AのラバーストラップとBのアクリルスタンドの交換であれば「異種交換」ということになる。

また、AのグッズであればなんでもOKという「同異種交換」というパターンも存在する。
これは完全にそれぞれの好みなのだが、グッズを集める人をおおまかに分けると「同じ種類のグッズを集めたい(コンプリートしたい)」という人と「種類を問わず、同じキャラクターのグッズを集めたい」という人が存在している。そのため、この区分けは比較的重要である。

「異種交換」の場合、グッズ同士の定価に差があることが多い(平均して200~300円程度)。その場合「差額精算」といって、定価の差額分を定価が高い方に支払う場合もあるが、工数が増えてしまい、トラブルの原因にもなりかねないため、グッズの数を調節するなどして差額が発生しない(あるいは支払い不問とする)ようにすることの方が多い。
また、これは関連用語となるが、「無限回収」という用語がある。意味はそのまま「無限」と「回収」を組み合わせた造語で、「同じものをいくつでも集めます」という意味である。この用語は「同種 〇〇 無限回収(あるいは∞)」という使われ方をすることがある。

「同種/異種」の活用

基本的にはこういった使われ方をする。

▼パターン1
「譲:A、B、C、〇〇、△△、□□
求:同種D、F」

▼パターン2
「譲:A、B、C、〇〇、△△、□□
求:同種D、異種F」

▼パターン3
「譲:A、B、C、〇〇、△△、□□
求:同種D、F、E
※Dは無限回収しています。F、Eは各1が希望です」

パターン3の場合、Dは複数の申し入れを受け付ける(いくつでもほしい)が、FとEに関してはそれぞれ1回ずつの申し入れしか受け付けない(1つだけでいい)。という意味になる。
「お取引」には特有の単語が多く存在するため、不安に思うことはまず調べてみることをおすすめする。

お取引き(おとりひき)

無限回収(むげんかいしゅう)

アクスタ(あくすた)

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