和歌浦の交流施設の名称案「和歌の浦あしべ庵」に決定/和歌山市

日本遺産に選ばれている和歌山市の景勝地、和歌浦に市が建設を進めている交流施設について市の名称検討委員会は「和歌の浦あしべ庵」とすることを決め、市議会に名称の候補として提案します。

和歌山市はこの施設の名称を市民や和歌山市ゆかりの人らから募集していたもので202人から373の作品が寄せられました。市は先月(3月)名称検討委員会を開き審査した結果、和歌の浦を表現する「あしべ」が含まれていて、外国人にもわかりやすい簡潔な表記であることが評価され「和歌の浦あしべ庵」を名称の候補にすることになりました。

市では市議会での議決を経て施設の名称として決定し、命名者を表彰することにしています。

今年は万葉歌人の山部赤人が和歌の浦を詠んでから1300年になることから、10月に「和歌の聖地・和歌の浦誕生1300年記念大祭が予定されていて、

交流施設も同じ時期の開館を予定しています。

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