世界最大規模の「ペッパピッグ」屋外テーマパーク、上海で建設へ

世界最大規模の「ペッパピッグ」屋外テーマパーク、上海で建設へ

上海市に建設予定の「ペッパピッグ」屋外テーマパークのイメージ図。(資料写真、上海=新華社配信)

 【新華社上海4月27日】中国上海市崇明区長興島にアニメ「ペッパピッグ」をテーマにしたアジア初の屋外テーマパークが建設されることが24日、発表された。敷地面積は同作品の屋外テーマパークとしては世界最大規模となる約290ムー(約19.3ヘクタール)で、2027年の開園を予定している。

 「ペッパピッグ」は中国の子育て世帯に親しまれており、多くの関連商品も主要小売ルートで流通している。プロジェクトは米玩具大手ハズブロからライセンスを取得した中国の商業・専門サービス企業、上海脈馳文化発展が投資や運営管理を担う。投資額は24億元(1元=約22円)以上で、すでに設計段階に入っているという。

世界最大規模の「ペッパピッグ」屋外テーマパーク、上海で建設へ

「ペッパピッグ」屋外テーマパークプロジェクト発表会に登場したペッパピッグ(左)と弟のジョージピッグ。(資料写真、上海=新華社配信)

 ハズブロのグローバルエクスペリエンス・パートナーシップ・音楽担当部長のマット・プルー氏は「中国市場と消費者を非常に重視している。互いに緊密な協力を続け、中国でさらに多くのプロジェクトを開発する」と語った。

 上海脈馳文化発展の趙陽(ちょう・よう)総裁は同パークについて、主要部でアニメの多彩なシーンを忠実に再現し、上海の要素も盛り込んで来場客に唯一無二の没入型、双方向型の娯楽を提供すると紹介した。(記者/陳愛平)

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