行き場を失った能登のカキ 食べて応援!石川県羽咋市で“春のかきまつり”

能登半島地震で被災したカキの養殖業者らを食を通じて応援するイベントが、27日から石川・羽咋市の道の駅で始まりました。

羽咋市の道の駅のと千里浜で開かれている「春のかき祭り」。今回の地震で、販売先が被災するなどして行き場を失ったカキを食べて応援しようと、七尾市で飲食店や農業、漁業を手掛ける「能登風土」などが企画しました。

七尾湾のカキは、産卵前の4月から5月にかけてが一年のうちで最も身が大きいということで、訪れた人たちは、七輪で焼いたあつあつのカキをほおばっていました。

金沢から訪れた人
「すごく大きくて美味しい。この時期に食べられるのも嬉しい!」

イベントを企画した能登風土の任田和真さんは「災害支援でボランティアに来ている方も沢山いるので、そういう方にもぜひこの場に来ていただいてカキを食べながら楽しい思い出を持って帰ってもらえたら」と話していました。

イベントは、29日までの3日間開かれます。

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