アルビレックス新潟はJ1第10節第1日の4月27日、デンカビッグスワンでFC東京と対戦し、1-3で敗れた。リーグ戦3試合ぶりに黒星を喫し、公式戦の連勝も2で止まった。通算成績は3勝3分け4敗。勝ち点は12のままで、暫定12位。
新潟は今季最多3失点を許し、FC東京に屈した。
序盤からボールを保持しながら好機をうかがった。前半10分、MF松田詠太郎が最終ラインの背後へ抜けたが、ゴールは奪えず。32分、DF千葉和彦のミドルシュートは相手GKに阻止された。
敵陣に押し込んだ39分、カウンターで失点。後半4分に追加点を許し、17分には3失点目を喫した。終盤にかけて攻勢を強め、45分にDF早川史哉が1点返したが、反撃はそこまでだった。
J1はほかに4試合を行い、C大阪は横浜Mと2-2で引き分けて勝ち点19とし、得失点差で暫定首位に立った。横浜Mは勝ち点15。前節首位だった町田は磐田に0-2で敗れ、勝ち点19から伸ばせなかった。
新潟の次節は5月3日午後2時から、デンカビッグスワンで広島と対戦する。
◎松橋力蔵監督の話 （今季初の3失点）これまで堅守や、ゴール前の粘り強さをチームとして培ってきたが、そこが出せなかった。もう1回よみがえらせられるように、高い意識を持って（改善に）取り組みたい。
◎DF稲村隼翔の話 （リーグ戦に初出場し）目指していた場所でプレーができてうれしかった。左足のキックなど持ち味を出せた。次はデビュー戦だからという見方はされない。新潟の選手としてチームに貢献したい。
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