広島・森下が7回1失点の好投 七回はピンチ脱出でガッツポーズ 2勝目の権利をもって降板

 7回のピンチで福永を空振り三振に斬った森下は、力強く拳を握りほえる(撮影・市尻達拡)

 「中日-広島」(27日、バンテリンドーム)

 広島の森下暢仁投手(26)が7回5安打1失点の好投。2勝目の権利を手にし、マウンドを降りた。

 2点の先制点をもらった直後の二回。1死から上林に変化球を捉えられ、右翼席へ移籍1号となるソロを浴びる。しかし、その後はテンポよくアウトを積み重ね、五回まで4安打で封じた。

 4点リードの七回は1死一、三塁のピンチを招くも村松、福永を連続空振り三振。グラブを大きくたたくガッツポーズを見せた。

 前回20日・巨人戦では、白星を手にするも6回1/3を投げ、12安打を浴びた。そこから1週間。見事に修正し、安定感ある投球を取り戻した。

© 株式会社神戸新聞社