10大会連続のオリンピック出場を逃したU-23韓国代表への批判が収まらない。
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準々決勝で、日本を抑えてB組を首位通過した韓国は、A組を2位で突破したインドネシアと対戦。2-2で突入したPK戦の末に敗れた。
韓国の大手通信社『聯合ニュース』は、「お粗末な守備と規律のないプレーの代償で、オリンピック予選で敗退」と題した記事を掲載。次のように断罪した。
「守備の努力の乏しさと規律の欠如のせいで犠牲を払ったことが証明された。自分たち自身に責任がある」
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記事は「ファン・ソンホン監督率いる韓国は、韓国生まれのシン・テヨン監督率いる弱小と専門家がみなしているチームとの対戦で、最も適切でないタイミングで大会最悪の試合を行なった」とばっさり。指揮官についても厳しい指摘をしている。
「この敗退はファン・ソンホンの指導キャリアに汚点を残す。オリンピック予選からの敗退は、高く評価されている氏のリーダーシップに大きな打撃を与えた可能性が高い」
まさかの敗退の余波は、しばらく続くかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部