5月分の電気・ガス料金 大手全社で上昇 政府補助の半減など影響

【資料】ガスコンロの火と照明器具

来月、5月の家庭向け電気料金とガス料金は、価格を抑える政府の補助金が半減する影響などから大手電力10社と都市ガス4社すべてで前の月に比べ値上がりする見通しです。

発表によりますと、火力発電の燃料となる液化天然ガスの輸入価格は下落しているものの、政府による補助金の半減が影響し値上がりするものです。

電気は1キロワットあたり3.5円だったものが1.8円に半減され東京電力の最も一般的な料金プランで、標準的な家庭の場合、8538円と4月に比べ401円高くなります。

また、都市ガスも補助金が1立方メートルあたり15円から7.5円に半減され、東京ガスを契約する標準的な家庭の場合、5856円と4月に比べ185円高くなります。

なお、補助金は6月以降廃止される予定で、来月以降も電気料金やガス代の値上がりは続く見通しです。

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