天神華都飯店で食中毒「シジミの醤油漬け」でノロウイルスに

福岡市中央保健所は27日、福岡市中央区の飲食店「天神華都飯店」で食事した客などが下痢や嘔吐などの症状を訴え、16人からノロウイルスが検出されたと発表しました。市は食中毒と断定し、店に対し27日から1日間の業務停止処分を出しました。

保健所などによりますと、下痢などの症状を訴えた人は、17日から19日にかけて、天神華都飯店が提供した「シジミの醤油漬け」を食べたということです。
店を運営するJR九州フードサービスは「加熱が十分ではなかった」と説明しています。

入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。
21日にこの飲食店を利用した客から「嘔吐や下痢の症状が続いている」と連絡があり、店が調べた結果、他の客も同様の症状を訴えていたことから発覚しました。

この飲食店は22日から営業を自粛していて、再開時期は未定としています。

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