最近再婚したというママ友の家に「ベンツ」が!お相手はかなりの高収入なのでしょうか?

ベンツとは

ベンツは、ドイツのダイムラーという高級車ブランドが製造する車で、正式名称は「メルセデスベンツ」といいます。日本には天皇や皇族が乗る車として1912年から輸入され、1996年には商用車の販売が開始されたのが、日本でもベンツが広く知られるようになったきっかけです。

そもそもベンツは、コンパクトカーから商用車まで幅広いラインアップの車を販売するメーカーですが、日本では高級車としてのイメージが強く根付いています。車のランクによってアルファベットがつけられているのが特徴です。下位ランクはAから始まり、Sクラスが最上級モデルに位置付けられています。

ベンツの車は、高い安全性にこだわって開発が行われている点が特徴です。安全性を追求する研究の成果として、衝撃吸収構造ボディーをはじめ、さまざまな特許を取得しています。また、自動運転の開発をするなど、安全性の追求とともに最先端の技術開発を行っています。

ベンツを所有している人は高収入なのか

本来ベンツは、ランクによって異なる価格帯の車がありますが、日本では「高級車」というイメージが強くあるでしょう。そのため、ベンツを所有している人を見ると、それだけで高収入と思う人が多くいます。実際は、1000万円以上の高級車であるSクラスもありますが、Cクラスであれば500万円程度、Aクラスであれば360万円程度で購入が可能です。

また、中古車の場合、あらゆる商品の比較ができる「価格.com」というサイトの2024年4月23日時点のベンツの中古車価格を参考にすると、Aクラスは28万~667万円、Bクラスは25万~568万円となっています。最上級クラスであるSクラスであっても、50万円~2024万円の価格幅があり、車の状態によって変動があるものの、安いものであれば手が届きやすい価格で購入が可能です。

このように、中古であれば数十万円から、中古でなくても300万円台から購入できるため、厳密に言えばベンツを持っているだけでは、高収入とは判断できないでしょう。

ただし、車を購入する場合の目安金額は、一般的に、年収の半分といわれているため、それをもとに考えると、ベンツの新車を購入する場合は、700万円以上の年収があれば、家計への影響を抑えられる可能性があります。

ベンツを所有する人は高収入である可能性が高い

ベンツは、車種のランクによって価格帯が大きく変わります。また、中古車であれば新車よりも手が届きやすい価格で販売されている車も数多くあるでしょう。そのため、ベンツを所有しているからといって、一概に高収入であるとはいえません。しかし、新車や上位クラスの車種に乗っている場合、高収入である可能性はあるでしょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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