整形告白した人気女優姉「皮膚むしり症」を告白「やめたいのにやめられない どんどん悪化していく」発信に感謝「ツイで自覚した」

 有村藍里

 女優の有村架純の姉で女優の有村藍里が、自身が「皮膚むしり症」であることをXなどでつづった。

 皮膚むしり症は、健康な状態の皮膚を爪や針などではがしたり、ひっかいたり、むしったりしてしまう、精神疾患。200人に一人いると言われる。

 藍里は、「with オンライン」の連載で、子供のころから、日常的に、爪や指の皮膚をむしり続ける癖があることを告白。対策をとってきたが、何度もむしってしまった皮膚が固く、厚くなったために、さらにむしりやすくなり、やってしまい自己嫌悪になる複雑な思いをつづっていた。

 Xでは「指保護テープというのを見つけたので購入してみました。通気性ある感じ。これで皮膚むしり改善されたらいいなあと」などと対策法を記述。続いて、「皮膚むしり症のことを発信する度に無自覚の方が多いのだと痛感します。私もそうでした。痛いし人に手を見られるのが恥ずかしい。やめたいのにやめられない。皮膚はむしり続けているとその箇所が変形したり固くなって、更にむしりやすくなりどんどん悪化していきます。まずは自覚することから始めよう」と記した。

 さらには「同じことばかり発信していてしつこいと思われてしまうかもしれませんが『こんなことをしてしまうのは自分だけじゃないんだ』ってことを知れたり『そういう症状があるんだ』って自分を理解してあげられるだけでも心持ちが変わることもあるので、悩んでいる誰かの糧になればいいと思って発信し続けます」とつぶやく意図を示した。

 2019年には美容整形手術を受けたことを告白した藍里。コメント欄には「藍里ちゃんのツイートで自覚しました」「私もたぶん、そうです」「教えてくれてありがとうございあす」「発信ありがとうございます」という声が寄せられた。

 有村は、Xでは妹、架純とそっくりのメガネショットを披露している。

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