空前のバーディ合戦 佐久間朱莉、尾関彩美悠、天本ハルカが首位

ツアー1勝の尾関彩美悠(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇パナソニックレディスオープン 2日目(27日)◇浜野GC(千葉)◇6669yd(パー72)◇曇り(観衆2607人)

プロ4年目でツアー初優勝を目指す佐久間朱莉、ツアー1勝の尾関彩美悠、プロ7年目でツアー未勝利の天本ハルカの3人が通算13アンダー首位で最終日を迎える。

尾関は9位から出て、1イーグル7バーディで前日に蛭田みな美が記録した大会コースレコードに並ぶ「63」をマーク。尾関と天本はともに3位から出て「65」で回った。

1イーグル7バーディの佐久間は「たくさんバーディをとれてうれしい。正直もうちょっと(パットが)入ったかな、とも思います」。3週前「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」は1打差2位に終わった。「悔しい思いをしたので、早くリベンジしたい」と話した。

佐久間朱莉はツアー初優勝を目指す(撮影/奥田泰也)

11アンダーの2打差4位に、初日首位で「11年281日」ぶりのツアー最長ブランク優勝がかかる木戸愛、メルセデスランキング4位の岩井千怜、プロ7年目で未勝利の鶴岡果恋、ツアー通算25勝の全美貞(韓国)の4人が並んだ。

ツアー史上初の「初優勝から3週連続V」がかかる竹田麗央は9アンダー14位、前年大会優勝の穴井詩は6アンダー26位にいる。

天本ハルカもツアー初優勝を目指す(撮影/奥田泰也)

今大会は空前のバーディ合戦。36ホール終了時のトップスコア13アンダーが、浜野GC開催となった19年大会で勝みなみが出した大会レコード=12アンダーをすでに“更新”。予選カットラインの4アンダーは、2014年「サマンサタバサレディス」、23年「大東建託・いい部屋ネットレディス」に並ぶツアー最少スコアとなった。

<上位成績>
1T/-13/佐久間朱莉、尾関彩美悠、天本ハルカ
4T/-11/木戸愛、岩井千怜、鶴岡果恋、全美貞
8T/-10/蛭田みな美、川崎春花、青木瀬令奈、藤田さいき、岡山絵里、河本結

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