C大阪VS横浜FM、試合中倒れた急病人の意識は確認 チーム医師らが客席に駆け付け対応→救急車で搬送

試合が約3分間中断(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

2-2で引き分けた

セレッソ大阪は4月27日、J1リーグ第10節で横浜F・マリノスと対戦し、2-2で引き分けた。前半17分に横浜FMが先制したなか、同25分ごろにC大阪のゴール裏で20代男性の急病人が出て試合が約2分間中断。チームドクターらが対応後、救急車で搬送された。

3月16日サガン鳥栖戦以来、6試合ぶりにMF香川真司が先発復帰を果たした一戦。だが、C大阪は前半17分に高い位置で相手FW植中朝日にボールを奪われ、FWエウベルからのクロスをMF水沼宏太に頭で決められた。

1点を追う同25分ごろ、ゴール裏で急病人が発生。客席より会場スタッフに連絡が入り、まずは会場の医師が駆け付けた。その後、GKキム・ジンヒョンや客席などからピッチ上にも連絡が伝わり、プレーが中断。チームドクターが走ってゴール裏まで駆け付け、対応した。約2分間の中断を経て試合は再開。急病人は救急車で搬送され、搬送時は意識があったという。

その後、試合はFWレオ・セアラの5試合連続ゴールなどで2-2のドロー決着となっている。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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