ボール保持率高いと負ける? J1町田首位陥落のウラに「衝撃データ」

町田・黒田剛監督

明治安田J1リーグ第10節(27日)、今季初昇格の町田が、アウェーの磐田戦に0―2で敗れ、首位から陥落。後半開始早々の1分に、DF松原后に先制点を奪われ、同25分にDF昌子源のハンドで与えたPKをFWジャーメイン良に決められた。2点リードされたまま、今季3敗目を喫した。

黒田剛監督は「問題は後半の開始1分での失点。ふわっと入ってしまった。あとは決定力。ジュビロさんは1本中1本沈めてきた。我々もチャンスはあったが、枠をとらえられず、GKの正面にいったり、精度を欠いた。その辺に得点差がでた。PKはしょうがない」と振り返った。

Jリーグ公式ホームページによると、この日は、今季リーグ戦もっと高いボール保持率(57%)を記録。1―2で敗れた13日の神戸戦は53%で、50%超えは、いずれも負けており、今季初黒星の広島戦(3日)も46%と町田としては高めの数字だった。

30%台だった4試合(鹿島、札幌、川崎、FC東京戦)は、いずれも勝利しており、試合により状況は異なるとはいえ、町田らしさを発揮できか否かは、ボール保持率が一つの指標と言えそうだ。

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