首位ソフトバンクが今季初のサヨナラ勝ちで2度目の4連勝 延長10回に途中出場の川瀬がサヨナラ打 延長戦は4度目で初勝利 貯金は今季最多9

延長10回1死一、三塁、サヨナラ打を放ち柳田(左)と抱き合って喜ぶ川瀬(撮影・西田忠信)

◆ソフトバンク2×―1西武(27日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクが今季初のサヨナラ勝ちで2度目の4連勝を飾った。延長10回に途中出場の周東の二塁打、柳田の申告敬遠などで1死一、三塁として、こちらも途中出場の川瀬が右中間にサヨナラ打を放った。延長戦は今季4試合目で初勝利。

ソフトバンクは初回に西武先発の今井を攻め、川村と柳田の安打で1死一、二塁としたが、山川が空振り三振、近藤も左飛に倒れて無得点。その後も6回までゼロ行進を続けたが、7回に四球と犠打で2死二塁として代打中村晃が右前に値千金の同点打を放った。

先発のモイネロは3回、金子侑に左翼テラス席への1号ソロを被弾。新名称初戦だった「みずほペイペイドーム福岡」での初アーチで先制された。その後は今井との投手戦が続き、7回は1死一、二塁をしのいだ。直後に打線が同点として、モイネロは7回を3安打1失点で勝敗はつかなかった。

今季4度目の延長戦に突入した10回1死一塁では、金子侑の右中間寄りの大飛球を右翼の柳田がジャンプしながら好捕。直後のサヨナラ劇につなげた。

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