西武が今季5度目のサヨナラ負けで延長戦14連敗 10回に増田達至が打たれる ソフトバンクに4戦4敗 今井達也は力投も…

7回2死二塁、代打中村晃に右前適時打を許した西武・今井(撮影・星野楽)

◆ソフトバンク2×―1西武(27日、みずほペイペイドーム)

西武が今季5度目のサヨナラ負けを喫し、延長戦は昨季から14連敗となった。延長10回に登板した5番手の増田が先頭の周東の二塁打、柳田の申告敬遠などで1死一、三塁として、途中出場の川瀬に右中間へのサヨナラ打を浴びた。

西武は3回、先頭の金子侑がモイネロの直球を捉えて左翼テラス席に運ぶ先制の1号ソロ。2シーズンぶりの一発は、25日に新名称となった「みずほペイペイドーム福岡」での1号となり、敵地に名前を残した。

先発の今井は初回に川村と柳田の安打で1死一、二塁としたが、山川を空振り三振、近藤を左飛に仕留めてピンチを脱し、6回まで無失点と力投した。味方が好機を逃した直後の7回、四球と犠打で2死二塁として、代打中村晃に浮いたスライダーを右前への同点打とされた。7回を5安打1失点で降板して勝敗は付かず、力投は報われなかった。

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