組合員約5千人が参加…連合富山がメーデー 浜守会長「賃上げの勢い維持するには企業の成長が必要」

労働団体の連合富山はメーデーを開催し、物価上昇を上回る賃上げの継続に向け結束を誓いました。

富山市で行われた県中央メーデーには、連合富山に加盟するおよそ160の組合から5000人が参加しました。

連合富山の浜守秀樹会長は、今年の春闘について「物価高への真摯な議論から、賃上げ率は従来以上の高水準になった」と総括した上で、「賃上げの勢いを維持するには企業の成長が必要」だと訴えました。

連合富山によりますと、春闘は6割の組合が妥結していて、賃上げ率は5.21%とバブル景気以来およそ30年ぶりに5%を上回っています。

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