春季広島県高校野球大会 夏のシード8校決まる 海田は21年ぶり、国泰寺は19年ぶり 広陵は4年連続

19年ぶりに夏のシード権を獲得した国泰寺

 27日は2回戦8試合があり、7月6日に開幕する全国高校選手権広島大会のシード8校が決まった。

 選抜大会に出場した広陵は4年連続で最多の25度目。崇徳は3年連続、総合技術は2年連続の獲得となった。昨秋3位の尾道は2年ぶり、広島山陽は3年ぶり。

 8校のうち、最長ブランクは、昨秋8強の海田の21年ぶり。古豪の国泰寺も19年ぶりにシード権を獲得した。広島国際学院は13年ぶりとなった。

 一方、多くの実力校がシードを逃した。昨秋準優勝の新庄や同4位の福山、昨夏準優勝の広島商や同4強の呉港がノーシード。2年ぶりの甲子園を目指す盈進や如水館も漏れた。

 夏の広島大会の組み合わせは6月21日に決定。結果次第では、大会序盤から実力校同士が当たる展開になる可能性もありそうだ。

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