【西武】14試合連勝なし…今季5度目のサヨナラ負けで延長戦14連敗 今井達也の好投報われず

好投を見せた西武・今井達也だったが…

西武は27日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に延長10回裏、1―2のサヨナラ負け。早くも今季5度目のサヨナラ負けで、延長戦は昨季から14連敗。金子侑司外野手(34)の1号ソロで挙げた虎の子の1点を守り切れなかった。

先発・今井達也投手(25)は6回まで強力ホークス打線を散発4安打に抑えていたものの、7回に二死二塁から代打・中村晃に右前同点打を許し、追いつかれた。直後の8回に打線が一死二塁のチャンスを生かせなかったことを機に、流れはホームのソフトバンクへと傾いていった。

その後の10回に4番手・増田達至投手(35)が一死一、三塁のピンチを背負った時点でほぼ勝負あり。最後は途中出場の川瀬の打球が無常に前進守備の右翼・金子侑の頭上を越えていった。

7回5安打1失点の好投が報われなかった今井は「ストライク先行であったり、ピッチャーが有利なカウントをつくりながらテンポよく投げることできず、序盤に球数が増えてしまいました。7回の中村晃さんのところで、同じ球種を続け過ぎてしまった点と、マウンド上で間を置いて頭の中を整理して球種を変えながら投げられればよかったです」と冷静にこの日の111球を反省していた。

西武は24日のオリックス戦(ベルーナ)で連敗を4で止めたが7日以来、14試合連勝がない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社