【天皇賞春/前日オッズ】“2強接戦”なら1番人気に軍配か 「0.3.1.2」複回収値533該当の伏兵馬は軽視禁物

JRAは27日、第169回天皇賞・春(GI、芝3200m)の前日最終オッズを発表した。

悲願のGIタイトルを目指すテーオーロイヤル(牡6、栗東・岡田稲男厩舎)が単勝2.6倍で1番人気、4歳世代の意地を見せたいドゥレッツァ(牡4、美浦・尾関知人厩舎)が単勝2.9倍で2番人気。

以下、サリエラ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)が単勝7.1倍で3番人気、タスティエーラ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)が単勝8.8倍で4番人気で、ここまでが10倍以下。

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■勝ち馬は上位3頭から決め打ち

過去10年の勝ち馬はすべて4番人気以内で1番人気が3勝、2番人気が5勝と上位人気が強い本レース。4番人気以内【10.5.6.19】のうち、単勝オッズ2.0~2.9倍は【3.1.1.0】、4.0~4.9倍が【4.0.0.1】、10.0~14.9倍は【1.1.1.0】と高値安定。テーオーロイヤル、ドゥレッツァ、サリエラあたりは当日2倍台または4倍台になる可能性があり、勝ち馬はこの3頭から選ぶのがベター。また1、2番人気が2倍台だった年は過去10年のうち2017年のみで、2.2倍の1番人気キタサンブラックが1着、2.5倍の2番人気サトノダイヤモンドが3着という結果だった。

上記単勝オッズの馬のうち、乗り替わりでも【2.0.0.1】と懸念はないが、継続騎乗の際は【6.2.2.0】複勝率100%と、軸としての安定感は抜群。軸ならテーオーロイヤルを推奨したい。

5番人気以下の伏兵は、単勝10.0~102.0倍と幅広く【0.5.4.71】の成績。このうち6~8歳馬が【0.3.4.31】で、さらに1~4枠に入っていれば【0.3.2.12】複勝率29.4%、複回収値274にアップする。これに該当するプリュムドールディープボンドは押さえて損はない。とくに先行できた馬は【0.3.1.2】複勝率66.7%、複回収値533なので脚質を考慮すると、4年連続好走がかかるディープボンドは人気面からも買い。

馬連は(12)ドゥレッツァ-(14)テーオーロイヤルが3.5倍、3連複は(5)ブローザホーン-(12)ドゥレッツァ-(14)テーオーロイヤルが10.9倍、3連単は(14)テーオーロイヤル→(12)ドゥレッツァ→(5)ブローザホーンが21.7倍で1番人気。テーオーロイヤルが絡まない3連単は(12)ドゥレッツァ→(7)タスティエーラ→(5)ブローザホーンの組み合わせで110.6倍となっている。

■27日・前日最終オッズ

人気馬名単勝1テーオーロイヤル2.62ドゥレッツァ2.93サリエラ7.14タスティエーラ8.85ブローザホーン12.06ディープボンド27.27ワープスピード28.78チャックネイト37.09シルヴァーソニック37.810マテンロウレオ40.711サヴォーナ53.912プリュムドール111.513ゴールドプリンセス126.814ハピ131.115スマートファントム137.216メイショウブレゲ148.517スカーフェイス294.2

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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(SPREAD編集部)

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