県内各地の空にこいのぼりが泳ぐ 本部町では”コイ”ではなく”カツオ”のぼり

こどもの日を前に、県内各地では子どもたちの幸せと健やかな成長を願うこいのぼりが空を泳いでいます。

那覇市若狭にある小桜の塔は、太平洋戦争末期にアメリカ軍の攻撃で沈められた学童疎開船・対馬丸の犠牲者を悼む慰霊碑です。毎年この時期に恒久平和を願いこいのぼりを掲揚しています。

犠牲者の遺族や親族、つしま丸児童合唱団が参加し、子どもたちの健やかな成長と恒久平和を願いました。

つしま丸児童合唱団岩村柚香さん:
「歌うというのは平和の状況じゃないと歌えないと思うので」「今、ウクライナだったりいろんなところで戦争が起こっているんですけど、そういうところでもみんなが歌える、安心して過ごせるようになってほしい」

ところ変わって本部町の渡久地港では、こいのぼりならぬ”カツオのぼり”が悠々と空を泳いでいます。

カツオ漁が盛んな町本部町をPRするもので、初夏の風物詩となっていてゴールデンウィークの間楽しめるということです。

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