【中日】貯金消滅で勝率5割に逆戻り 立浪監督「出直せるようにやっていきたい」

中日の立浪和義監督

中日は27日の広島戦(バンテリン)に4―6で敗れ、通算成績は11勝11敗2分け。最大「6」あった貯金を全て吐き出してしまった。

先発・梅津晃大投手(27)は立ち上がりから制球に苦しんだ。2回、先頭の坂倉に四球を与えると一死後、宇草に右翼席へ運ばれ0―2。4回も一死満塁から矢野に中前へ運ばれて(二走・小園が三塁フォースアウトとなり記録はセンターゴロ)追加点を許すと、続く9番・森下にも四球を与え、ここで降板。「修正できませんでした」と背番号「18」は肩を落とした。

打線は4点を追う8回にカリステの2号ソロ、細川の5号2ランで1点差に詰め寄ったものの反撃もここまで。チームは4月5日以来の勝率5割に逆戻りとなった。

立浪和義監督(54)は「今年は四球から点が入ることが多い。守り勝たないといけない」と四球の多さ(この日は10四死球)と守りのミスを反省点として指摘。「ちょうど5割になりましたけどしっかり出直せるようにやっていきたい」と貯金「0」からの反撃を誓った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社