【RIZIN】金原正徳 41歳〝初陣〟の鈴木千裕戦…倒すチャンス「5回もいらない」

大一番に臨む金原正徳

格闘技イベント「RIZIN.46」(29日、東京・有明アリーナ)でRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(24)と対戦する金原正徳(41)が、ベテランの底力を発揮する。

27日に都内で行われたインタビューでは「RIZIN.44」(9月24日、さいたまスーパーアリーナ)でクレベル・コイケ(34)に勝利して以来、約半年ぶりとなる試合を目前に控えた心境として「正直、クレベル戦が終わった時に、この気持ちをもう一回つくれるかが正直不安だった」と本音を吐露。それでも「実際に試合が決まって、気持ちと体をつくり直すことができた。あの時の気持ちをよみがえらせることができた」と状態の良さを強調した。

41歳を迎えてからは初の実戦となる。現状について「落ちている部分は自分でも分かる」としつつも「ただ、それを補う経験値、引き出しというのはたくさんあるはず。トータルで見たら今が一番強い。周りからも『強くなっている』と言われているので、そこは信じて自信を持ってやっている」と健在をアピールした。

そして、対戦相手の鈴木が「15分の間で(金原を)倒すチャンスは5回ある」と豪語していることには「僕は1回チャンスがあれば、決められる。5回もいらない」ときっぱり。若き王者の勢いを止めることはできるか。

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