【スターダム】藤本つかさが電撃登場! 岩谷麻優に対戦要求「禁断の扉、そろそろ開きませんか?」

藤本つかさ(右)と対峙する岩谷麻優

女子プロレス「スターダム」27日の横浜BUNTAI大会にアイスリボンの藤本つかさ(40)が電撃登場し、盟友のシードリング・中島安里紗(35)とのコンビ「ベストフレンズ」での対戦を要求した。

第7試合で王者・岩谷麻優 vs SareeeのIWGP女子王座戦が終わった直後だ。V5を果たした王者のもとに、珍客が現れた。赤いTシャツに身を包んだ藤本だ。

岩谷が「超ハッピー」と叫んだことを持ち出し「ハッピーと言えば、アイスリボンの藤本つかさです。スターダムさんとはいろいろありまして、引き抜き問題とか、ベストフレンズ対サンダーロック消滅問題とか。私のパートナー・中島安里紗、引退しちゃうんです。固い鎖がかかった禁断の扉、そろそろ開きませんか? ベストフレンズ対岩谷麻優、やりたいな」と呼びかけた。

「2対1」と勘違いした岩谷は「普通出てくるなら『IWGP挑戦させろよ』とかじゃないですか?」と何やらブツブツ言いつつも、タッグマッチでの対戦要求であることを確認すると対戦を承諾。「麻優はいっぱい仲間がいるし、誰でもパートナー呼べるからいいよ。あのときの再戦? いや初めての試合、もちろんやってやりますよ」と返答した。

岩谷の天然ぶりに翻ろうされながらも、藤本は「スターダムのアイコン、楽しみにしてる。アイスリボンの象徴より」と言い残し、不敵な笑みを浮かべながらリングを後にした。

藤本は結婚を機に、2022年5月から無期限の休業に入った。だが、頸椎損傷による欠場から復帰した盟友・中島のためにリングに戻ることを決意。今月21日のシードリング後楽園大会で復帰した。しかも中島は、8月23日後楽園大会での現役引退を表明し、藤本も翌日のアイスリボン後楽園大会を最後に再度休業に入る予定だ。

16年に紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)と岩谷麻優のサンダーロック vs ベストフレンズの対戦が浮上したが、実現には至らなかった。また19年には当時アイスリボンに所属したジュリア(現マリーゴールド)が、スターダムに移籍した際にトラブルが発生。その後もアイスリボン勢が続々とスターダムのリングに上がったことから、両団体の交流は途絶えていた。

残り4か月となった名タッグが、ついに業界盟主と対戦する。

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