新観光列車「かんぱち・いちろく」博多駅で出発式

26日に運行が始まった、大分県の別府と博多を結ぶ新しい観光列車「かんぱち・いちろく」が27日に博多駅を出発しました。

27日正午すぎ、多くの鉄道ファンに見守られながら博多駅に入ってきたのは26日に運行が始まったJR九州の観光列車「かんぱち・いちろく」です。

車体は艶のある黒を基調にしたデザインで、ソファ席やボックス席のほか、子ども連れにうれしい畳の個室もあり食事もついています。

JR九州の加藤邦忠博多駅長は「この列車が走ることで久大線全体が活気づくような元気を発信するD&S列車(観光列車)に育ってほしいなと思う」と話しています。

博多を出た「かんぱち・いちろく」は、久留米・由布院・大分を経由して別府まで運行します。

9月の乗車分まで予約を受け付けています。

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