ゴール取り消しの久保、レアル相手の惜敗を悔やむ「僕たちは相手よりも優れたチームだった」

レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英がリーグ戦についてコメントした。27日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

26日に行われたラ・リーガ第33節レアル・マドリード戦にフル出場した久保は、0-1と1点ビハインドで迎えた32分に右足でゴールネットを揺らしたが、その後ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりMFオーレリアン・チュアメニに対してFWアンデル・バレネチェアがファウルを犯したとしてゴールは幻となった。そして結局その後スコアは動かず、レアル・ソシエダは黒星を喫している。

久保は試合後のインタビューで「バレネがボールを奪った。僕が言えるのは、ボールを失った選手が眠っていたということだ。チャンピオンズリーグで何が起こるかは分からないが、僕はそれをピッチに出すとは思わない」と、相手選手の精神面からプレーを指摘。また試合全体を振り返ると「僕がゴールを決めたし、2〜3回のチャンスもあった。90分間で1〜2回しかチャンスを作れなかった彼ら(レアル・マドリード)は、幸運だった。僕たちは相手よりも優れたチームだった」とコメントした。

今節の黒星で直近のリーグ戦4試合未勝利となったレアル・ソシエダ。次戦は来月4日、第34節ラス・パルマス戦をホームで迎える。

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