チャン・ギヨン復帰作&Netflix配信『ヒーローではないけれど』の“悲劇でコメディな”瞬間に注目!

Netflixで配信予定の『ヒーローではないけれど』(JTBC)が、目新しいファンタジー救済ロマンスを披露する。

初回放送を5月4日に控えた『ヒーローではないけれど』は、超能力を失った男と、彼の前に現れたミステリアスな女性によるロマンス。

現代社会の荒波にもまれるうちに超能力を失ってしまった家族と、偶然のようで運命のように絡まる女性の物語が、愉快な笑いの中で温かい感動を届ける。

大ヒットを記録した『SKYキャッスル~上流階級の妻たち』で演出を披露したチョ・ヒョンタク監督と、『恋愛じゃなくて結婚』を手がけた脚本家チュ・ファミが意気投合した。さらには『浪漫ドクター キム・サブ』の脚本家カン・ウンギョンがクリエイターとして参加したことも、期待を高めている。

チョ・ヒョンタク監督は『ヒーローではないけれど』について「人々は自分の人生をただ普通だと思っている。しかし、他の観点から見れば、みんなが特別で変わっている。『ヒーローではないけれど』は、このような部分をきちんと積み上げて愉快に描いていく」と説明した。

能力を失った“超能力家族” ボク氏ファミリーの物語は、欠かせない見どころだ。チョ監督は「ファンタジーとリアリティがよく調和した組み合わせ」を魅力に挙げた。

「『ヒーロー』という言葉から感じられるように、ファンタジー的要素を持っているが、非常に現実的な話だ。ファンタジーと現実が衝突して作り出すケミストリーが、この作品だけの独特な魅力だと思う」

演出に重きを置いた部分もやはり「現実はファンタジーのようでなければならず、ファンタジーは現実的でなければならない」と強調した。

「超能力をめぐっている様々な事件が泣きそうになる悲劇でありながら、笑いを誘うコメディでもあることを表現したかった。笑っていても、悲しくなる瞬間がたくさん繰り広げられる。視聴者の方々も一緒に感じてほしい」

チャン・ギヨン、チョン・ウヒ、コ・ドゥシム、スヒョン、パク・ソイ、オ・マンソクなど、ユニークな世界観で共感と面白さを際立たせる俳優たちのシナジー効果も期待される。

(画像=JTBC)

チョ監督は「すべての俳優が最善を尽くした。繊細で真正性のある演技で没入感を高めた。チャン・ギヨンはすべてのシーンで慎重で深みのある演技を披露したし、チョン・ウヒはユニークな魅力で物語をリードした。コ・ドゥシムも自ら衣装を準備するなど、キャラクターの完成度を高めた。スヒョンも肉体的、感情的な限界を越える演技を見せてくれた。パク・ソイは演技だとは信じられない演技を見せた。超能力家族の間で現実感のあるキャラクターに扮したオ・マンソクの存在感もすごかった」と、俳優たちへの感謝と愛情を表した。

チョ監督は双方の救援ロマンスを完成させるチャン・ギヨンとチョン・ウヒの呼吸についても絶対的な信頼を示した。彼は「チャン・ギヨン、チョン・ウヒともに善良で明るいエネルギーを持っている。撮影中ずっといい人たちが持つ特有の安らかさと安定感をいつも感じた。そこで発生するエネルギーが特別な没入を作った。水が流れるような自然な演技呼吸に、ある瞬間、深く陥る貴重な経験をした」と伝え、期待心理を刺激した。

最後にチョ監督は『ヒーローではないけれど』見どころは「時間を行き来しながら繰り広げられる事件の中で始まるロマンスを期待してほしい」とし、「同じ事件だが違うように感じる感情を追っていけば、興味深いはずだ。超能力を取り戻そうともがく家族、彼らに接近する別の家族が絡んだダイナミックな事件・事故も注目してほしい」と伝えた。

『ヒーローではないけれど』は、韓国JTBCにて5月4日22時より放送開始。Netflixでは5月5日より独占配信スタート。

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