最終日は母の誕生日 「66」で浮上の竹田麗央が逆転V狙う

首位とは4打差。母の誕生日に優勝なるか(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇パナソニックレディスオープン 2日目(27日)◇浜野GC(千葉)◇6669yd(パー72)◇曇り(観衆2607人)

史上初の「ツアー初優勝からの3週連続V」がかかる竹田麗央が、25位で出た2日目をノーボギーの6バーディ「66」でプレー。通算9アンダー14位に浮上した。

信頼する清水重憲キャディ(左)のアドバイスが生きた(撮影/奥田泰也)

3番(パー5)で最初のバーディを奪うと、4番でも5mを沈めて2連続。7番、ピンまで110ydの2打目地点では50度のウェッジとPWで番手を迷い、「(ピンが)近く見えたので…」と最初は50度で打とうとしたが、バッグを担ぐ清水重憲キャディのアドバイスでPWにチェンジ。ピン2.5mにつけてバーディを奪取した。

ノーボギーの「66」。14位で最終日へ(撮影/奥田泰也)

清水キャディとのタッグは今季3度目。「毎ショットでアドバイスを聞いている。7番でも『こっちが良いよ』って言っていただけたのでバーディが獲れた」。心強い名参謀と二人三脚でスコアメークした。

史上初の快挙達成がかかる最終日28日(日)は、プロゴルファーの母・哲子さんの誕生日でもある。首位とは4打差だが、ビッグスコアが出やすい今週のコースでは逆転Vも射程圏内だ。

「(優勝を)目指せる位置だと思うので、良いプレーができるように頑張りたい。7アンダー(65)を目標に」。育ててくれた母へ、最高の誕生日プレゼントを贈りたい。(千葉県市原市/内山孝志朗)

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