「破墓」キム・ゴウン“チェ・ミンシク先輩の賞賛が大きな力になった”

写真=BHエンターテインメント

「破墓」での熱演が話題になったキム・ゴウン。彼女が「このようなヒットは初めて経験します」と明かした。

映画「破墓」(監督:チャン・ジェヒョン)に出演したキム・ゴウンは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区の某所で行われたインタビューを通じてビハインドストーリーを明かした。

「破墓」は、巨額のお金をもらって怪しい墓を改葬した風水師と葬儀屋、シャーマンたちに起きる奇妙な事件を描いたオカルトミステリーだ。公開3日で観客動員数100万人を突破した「破墓」は、4日目には200万人を突破するなど、シンドロームを起こした。

怨魂を慰める巫女ファリムを演じたキム・ゴウンは、このようなヒットに対して「感慨深いです。このまま続いてほしいです。『破墓』チームのみんなが信じられないスコアだと言っています。私は初めて経験することなので不思議な気持ちです」と話を始めた。

先立ってチェ・ミンシクは、キム・ゴウンの熱演に対して「『破墓』チームのソン・フンミンであり、メッシだ」と表現した。絶賛された気分はどうかという質問にキム・ゴウンは、「このように直接的で大きな賞賛を受けることはなかなかないと思うので、ありがたいです。舞台挨拶でも『破墓』チームのソン・フンミンであり、メッシだというコメントをしていただいて、どうすればいいか分からなかったけれど、やりがいを感じました」と笑顔で話した。

そして「チェ・ミンシク先輩は『破墓』の現場のヒディンク監督でした」とし「先輩が私のテイクごとに『彼女、そのうち巫女になるのではないか』と言っていただいて、本当に力になりました。現場で誰も首を傾げず、私をそのまま信じてくれて、自分自身で首を傾げた時も応援をしてくれたので、それに支えられてしっかり表現できたと思います」と伝えた。

スニーカーを履いて“クッ(シャーマニズムの儀式)”をする、いわゆる“MZ巫女”として話題になった中、キム・ゴウンは「衣装監督と協議しました。それがこのように話題になるとは思いませんでした。クッをする時にはジャンプなど躍動感のある動きがあるため、そのような選択をしました」と話した。

「破墓」の制作に協力してくれた巫女はコ・チュンジャだ。キム・ゴウンが演じたファリムの祖母役として映画にも出演した。キム・ゴウンは「コ・チュンジャ先生に初めて会いに行った時は、シャーマニズムのことをよく知らなかったんです。すごく緊張したけれど、実際会ってみたら、親近感溢れるおばあちゃんのような感じでした。私の話を聞いてくれる先生の姿も、孫娘を見ている感じがしました」と話した。

写真=「破墓」スチールカット

続いて「実際のシャーマンの方々は、韓国全土をまわるため、忙し過ぎて現場にずっとはいられなかったんです。経文を覚えるシーンを撮影する時は、ビデオ通話を通じて教えてもらいました」と説明した。

「強烈な巫女のキャラクターを演じることが難しくはなかったか」という質問には「難しくはありませんでした。嬉しかったです」とし「ただ怖かったのは、私がこの分野に無知なので、一生懸命に勉強してもきちんと表現できるだろうかという点でした」と伝えた。しかし幸い、「巫女の先生たちが試写会を通じて映画を観て、褒めてくれました」とつけ加えた。

最近キム・ゴウンは、チョン・ジェヒョンのYouTubeチャンネルに出演し「女優としてもらう報酬に対する責任感を持っている。『お金をもらった分、ちゃんとやらなければならない』と話すけれど、それは本心だ」と明かした。この発言は最近一部俳優の高額出演料に関する議論と共に取り上げられ、話題になった。

この発言がこのように話題になるとは思わなかったというキム・ゴウンは、「私がよくする愉快なイタズラの一つで……」とし「あまりにも寒い日に撮影に行かなければならない時など、大変な時に私は自分自身に『(お金を)もらったらその分働かないと』と言ったりするんです。ところがその発言が『厳しく忠告した』と表現された記事を読んで『あっ!』と言いました」と話しながら恥ずかしがった。「されは自己催眠のような言葉だったんです」と強調したキム・ゴウンは「大変な瞬間に、自分自身に言い聞かせるんです」と伝えた。

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