ドラマ『95』(テレビ東京系)で、主演のKing&Prince高橋海人は1995年を生きる高校生・広重秋久を熱演、ドラマでは安田顕演じる29年後の45歳になった秋久が当時を振り返る形で進行している。同ドラマでは、当時起きた地下鉄サリン事件や、ギャルやチーマー全盛期の渋谷の様子などが描かれ、リアルにそれらを体験した秋久と同じ40~50代世代にとっては懐かしさを感じる。懐かしいとともに、当時に戻りたいと考える人もいるかもしれない。そこで今回は40~50代男女100人に「過去に戻れるならいつに戻りたいか」聞いてみた。
第3位は、20代前半。
20代前半といえば、社会人としての第一歩を歩み始めた頃だ。親からも独立し始め、周囲からも大人として見られる時期で責任も生じてくるが、その分、自由を感じる時期でもある。
「仕事と遊びのバランスをとって充実した日々を送りたい」(47歳/女性/主婦)
「しっかりと将来の事を考えて、貯金していればよかったと思うから」(42歳/女性/営業・販売)
「もう少し仕事の勉強を頑張って、プロとしてどこでもやっていけるスキルを身につければよかった」(52歳/女性/主婦)
「海外を経験しておくべきだった」(57歳/男性)
「本を読んだり資格取得したい」(58歳/女性)
「早くから投資を始めたい」(45歳/男性/学生・フリーター)
「若い時期をもう一度楽しみたい」(46歳/女性/営業・販売)
「就職活動もっとしっかりすればよかった」(43歳/男性)
■第2位は思春期だった中学生(13~15歳)時代
第2位は、中学生(13~15歳)。
義務教育最後の3年間を過ごす中学時代。部活が始まり、初めての先輩後輩関係を体験したり、小学生の頃よりもより複雑な人間関係を築き始める多感な時期だ。
「勉強をもうちょっとまじめにやりたい。今好きなアーティストをデビュー時から応援したい」(45歳/女性)
「好きだった女の子に告白したい」(47歳/男性/研究・開発)
「もっとしっかり勉強して大学に行っておきたかった」(51歳/女性/主婦)
「勉強して夢を叶える」(48歳/男性)
「大好きだった男の子に告白したい」(51歳/女性/主婦)
「やり直したいことはない、むしろ人生で一番楽しい時期だった」(58歳/女性/主婦)
「亡くなった父を助けたい、好きな子に言えなかったことを言いたい」(41歳/女性/主婦)
「過去イジメに遭っていました。理由はわかってます。今の自分なら大丈夫。友達を作りたい」(47歳/女性/主婦)
「初恋の人に告白したい」(51歳/男性/デザイン関係)
「ここから数学が苦手になったから」(55歳/男性)
「野球部に打ち込み過ぎて、女子生徒との交流等、やり直したい点がある。自分自身の心身の成長も重なった時期に戻って、文武両道、女子生徒との積極的な関係構築を主にやり直したい」(59歳/男性/会社経営・役員)
■第1位は“青春”高校生(16~18歳)時代
第1位は、高校生(16~18歳)。
高校生はまだ子どもだが、大人としての常識や知識などを身につけ、自分自身の将来についても真剣に考え始める頃だ。2022年から民放改正で“成人年齢”が20歳から18歳に引き下げられた。
「勉強し直して違う人生を歩みたい」(58歳/女性/主婦)
「もっと勉強をして行きたい大学に入りた」(57歳/女性/主婦)
「高校中退して就職したけど貯金してなかったので、貯金を始めたい」(55歳/女性/)
「一番楽しかったけれど、きちんと告白できず、今でも思いが残っているから、スッキリさせたい」(54歳/女性/主婦)
「途中で挫折したボクシングを今度こそ頑張りたい」(45歳/男性)
「勉強をやり直す」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職)
「もっときちんと勉強するか、もしくは安定した所へ就職する」(46歳/男性)
「あの頃につきあった彼に謝りたい」(41歳/女性/主婦)
「部活動をもっと頑張りたい」(52歳/女性)
「勇気を出して告白」(48歳/男性)
「青春を謳歌したい」(53歳/男性)
「バンドをもう一度やりたい」(54歳/女性/営業・販売)
「青春を再び体験したい」(49歳/女性/総務・人事・事務)
■「過去に戻れるならいつに戻りたいか」ランキング
1位 高校生(16~18歳)
2位 中学生(13~15歳
3位 20代前半
4位 19歳
5位 小学生(6~12歳)
6位 0歳から幼稚園児
7位 30代後半
8位 20代後半
8位 30代前半