【青葉賞】武豊「なんとか間に合った」シュガークンが日本ダービーの権利獲得

4月27日、日本ダービートライアルG2・青葉賞(芝2400m)は、武豊騎乗のシュガークンが快勝。このレースの1、2着馬には日本ダービー(5月26日・東京・G1・芝2400m)への優先出走権が与えられる。

青葉賞、勝利ジョッキーコメント
1着 シュガークン
武豊騎手
「(ダービーに向けての期待度は)1着で権利を取ったので楽しみだと思いますよ。(この馬は)血統がいいですね。(お兄さんと比べると)ちょっとね、偉大すぎるので。でもこの馬は、今年の2月にデビューしてまだ数ヶ月しか経ってないですけど、それでこのパフォーマンスできたので、本当に一戦ずつ馬が成長してるのはすごく感じますね。今までも色々なレースしてきたので、今日もある程度先行して、あとは流れ見てと思ってたんですけど、しっかりと折り合いもつきましたし、追い出してからの反応も良かったので、ほんとにレース自体も一戦ずつ上手になってますね。これだけの血統の馬なので、やっぱりダービーに出したいねということはデビューの頃から言ってて、ほんとになんとか間に合ったなっていう感じですね」

レース結果、詳細は下記のとおり。

4月27日、東京競馬場で行われた11R・青葉賞(G2・3歳オープン・芝2400m)は、武豊騎乗の2番人気、シュガークン(牡3・栗東・清水久詞)が勝利した。アタマ差の2着に7番人気のショウナンラプンタ(牡3・栗東・高野友和)、3着に4番人気のデュアルウィルダー(牡3・美浦・堀宣行)が入った。勝ちタイムは2:24.2(良)。

1番人気でT.オシェア騎乗、ヘデントール(牡3・美浦・木村哲也)は8着、3番人気で松岡正海騎乗、ウインマクシマム(牡3・美浦・畠山吉宏)は5着敗退。

混戦のゴール前

青葉賞・シュガークンと武豊騎手

武豊騎乗の2番人気、シュガークンが日本ダービーへの優先出走権を獲得した。一頭大逃げを見せる難しい展開の中で離れた先行集団のインでじっくりと末脚を温存した。直線入口ではこじ開けるように外へ。上手く抜け出しを図ると、じわじわと最後までしっかりと伸び、外から来た2着馬の追撃をアタマ差凌いだ。同馬はキタサンブラックの半弟という良血馬。

シュガークン 4戦3勝
(牡3・栗東・清水久詞)
父:ドゥラメンテ
母:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
馬主:辻子依旦
生産者:ヤナガワ牧場

【全着順】
1着 シュガークン 武豊
2着 ショウナンラプンタ 鮫島克駿
3着 デュアルウィルダー J.モレイラ
4着 サトノシュトラーセ M.デムーロ
5着 ウインマクシマム 松岡正海
6着 フォスターボンド 菅原明良
7着 コスモブッドレア 石川裕紀人
8着 ヘデントール T.オシェア
9着 アバンデル 石橋脩
10着 シュバルツクーゲル 北村宏司
11着 トロヴァトーレ 横山武史
12着 グランアルティスタ 原優介
13着 マーシャルポイント 津村明秀
14着 パワーホール 田辺裕信
15着 ジンセイ 内田博幸
16着 ニシノフィアンス 永野猛蔵
17着 ロジルーラー 大野拓弥

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