GWのアクティビティ予約、栃木県が9位 前回から大幅アップ、北関東唯一のトップ10入り ジャイロライドなど人気

 国内アクティビティの予約サイトを運営するアクティビティジャパン(東京都新宿区)は27日までに、予約データをもとに「2024年ゴールデンウィークの人気国内アクティビティランキング」を発表した。人気の都道府県で栃木県は9位(前回18位)となり、順位を大きく上げるとともに、北関東では唯一トップ10入りした。

 アクティビティジャパンによると、新型コロナウイルスの5類移行に伴い、今年は行きたいところに行く人や地域ならではの体験を求める人が多く、行き先が分散化した。ゴールデンウイーク期間の予約数は昨年比1.5倍となっている。

 栃木県は原生林をジャイロライドで巡る体験や、バードウオッチング、ネイチャーガイドが人気を集めた。鳥取砂丘でのアクティビティが人気の鳥取県(7位、前回17位)、仁淀川や四万十川の清流で楽しむカヤックなどが人気の高知県(10位、前回19位)も栃木と同様に順位を上げていて、地域特有の自然資源を生かした体験の需要が伸びているという。

 1位は前年に続き沖縄県。定番のダイビングやシュノーケリングのほか、石垣島のホタル観賞や天体観測など夜のアクティビティも注目された。2位の北海道と3位の鹿児島県は、知床や屋久島へのエコツアーやトレッキングが予約数を伸ばした。

 アクティビティの種目別の人気1位はシュノーケリング。次いで体験ダイビング、カヌー・カヤックと続いた。

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