新型コロナが5類に移行後初 春の益子陶器市

とちぎテレビ

ゴールデンウィーク初日の4月27日、行楽地などでは多くの人出でにぎわい、益子町では恒例の「春の陶器市」が始まりました。

新型コロナが5類に移行してから初めての春の陶器市です。ゴールデンウィーク初日ということもあり栃木県内外から多くの人が訪れています。

会場には、販売店やテントなどおよそ700店が城内坂を中心に軒を連ね「益子焼」がずらりと並びます。

幅広い世代の陶芸作家が集まる益子の陶器市は伝統的な益子焼を意識したものや若手ならではの自由な発想から生まれた作品にも出会えます。

去年独立したばかりという芹澤愛さん。出店は今回で3回目になりました。

陶芸作家 芹澤愛さん
「緊張していますが楽しいです。シンプルで日常に溶け込む作品を意識してつくっています。」

益子町観光協会では、去年から若手作家の出品を積極的に進めていて益子焼の未来を担う人材として期待を寄せています。

益子陶器市は、5月6日まで開かれていて観光協会では、周辺の車両渋滞の緩和のため会場を巡回するシャトルバスの運行を行っているということです。

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