【飯塚オート・SGオールスター】SG初出場の小椋華恋が準決勝戦進出「全部8着と思ってたのに」

小椋華恋がSG初参戦で準決進出!

飯塚オートのナイターSG「第43回オールスター・オートレース」は27日、最終予選を行い、8Rで小椋華恋(25=川口)が逃げて今節2勝目を挙げ、予選を突破。SG初参戦で見事準決勝戦進出を決めた。

「まさかですね。いつもレース後半で抜かれると(グリップを)開けて回って飛ぶ癖があるけど、(佐藤)摩弥さんのアドバイスでいつもより開けずに回って走った。その方が着が取れると言われたので。罪悪感はあったけど、コースを外さないように意識して走ったら、まさかの1着でした」と笑顔を見せた。

初日も1着だったが6車が落車したレースとあって「今日が本当の1勝目と思っています」と逃げ切り手にした勝利に喜ぶ。

ここまで1、4、6、1着で「準決勝戦に進むなんて予期してなかった。全部8着と思ってきたし、経験と思ってきたのに」。好走は想定外といった様子だが、愛機が良く結果につながっている。「3日目はキャブ調整して良くなく、逆方向にしたら練習から良かった。回転が上がってきやすく走りやすい。私的にはエンジンは最高地点にいる」と仕上がりに納得している。

準決12Rは初の8周戦。「もうあとは人間が頑張るだけ」。気合の逃げで初優出を目指す。

© 株式会社東京スポーツ新聞社