遠藤航が2試合ぶりに先発のリバプール、リーグ優勝が遠のく手痛いドロー。 敵地でウェストハムと2-2

現地時間4月27日、プレミアリーグの第35節で遠藤航が所属する3位のリバプールは、8位のウェストハムと敵地で対戦した。

遠藤が2試合ぶりに先発したリバプールは序盤から押し込む時間が続く。3分、エリオットのクロスにフラーフェンベルフがダイレクトで合わせたが、ゴール右に外れる。

11分にはロバートソンのクロスからガクポがヘディングシュート。こぼれ球に反応したエリオットがボレーで狙うも、枠を捉えられない。

その後はボールを握りながらも、決定機が作れないなか40分、左サイドでパスを受けたディアスがドリブルで中に切り込んで右足のシュートを放ったが、左のポストを叩いた。

43分、ボーウェンに狙いすましたコントロールショットを浴びたが、GKアリソンの好守で凌ぐ。それでも直後のCKの流れから、クドゥスのクロスをボーウェンにヘッドを決められて先制を許した。このままスコアレスで前半を終える。

【動画】ロバートソンの同点弾!
迎えた後半、攻勢を強めるリバプールは48分、ボックス内でディアスの横パスをもらったロバートソンがワントラップから左足で決めて同点弾を奪う。

さらに65分には、アレクサンダー=アーノルドの左CKのこぼれ球をガクポがボレー。これが相手に当たって、そのままゴールに吸い込まれて勝ち越し点を挙げた。

しかし77分、左サイドからのボーウェンのクロスに頭で合わせたアントニオに同点弾を決められる。

このまま2-2で終了し、リバプールはリーグ戦2試合勝ちなし。プレミア優勝に向けて勝ちが必要な状況のなか、手痛いドローとなった。次節は5月5日にホームでトッテナムと激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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