北アルプス奥穂高岳で遭難 国内屈指の難所「ロバの耳」付近 埼玉の50歳男性が行動不能に 疲労と装備不足 山小屋へ収容

資料 奥穂高岳(冬期)

27日、北アルプス奥穂高岳で男性登山者が行動不能になり、救助隊員によって山小屋へ収容されました。

27日午後1時頃、奥穂高岳の「ロバの耳」付近(標高約3100m)で、埼玉県入間市の50歳男性が行動不能になり、救助を要請。遭難防止対策協会の救助隊員が出動し、男性は付き添われて夜8時頃、近くの山小屋に収容されました。

疲労と装備不足が原因ということです。男性は夏山で7年程度、冬山は1年程度の登山歴があるということです。

「ロバの耳」は国内屈指の難所で、熟練者向けのルートにあるということです。

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