「リバプール脱落か」 プレミアV争い遠のく痛恨ドロー、SNS諦めムード「シティかアーセナル」

リバプールは2-2の引き分けに終わった【写真:ロイター】

プレミアリーグ第35節でウェストハムと敵地で対戦

イングランド1部リバプールは4月27日、プレミアリーグ第35節でウェストハムと敵地で対戦し、2-2の引き分けに終わった。アーセナル、マンチェスター・シティとの熾烈な優勝争いに向けて勝ち点1獲得にとどまり、2019-20シーズン以来のプレミア制覇が遠のく結果に。SNS上には早くも諦めムードが広がっている。

リバプールは試合前の時点で首位アーセナルと勝ち点3差のリーグ3位に付け、1試合消化試合が少ない2位マンチェスター・シティとは同2差。今節を含め残り4試合となったなかで、1つも落とせない状況となっている。ミッドウィーク(24日)に行われたエバートンとのマージーサイドダービーを0-2で落とした直後とあって、不安を一掃するパフォーマンスが期待された。

負けられない一戦ながらも前半43分、ショートCK(コーナーキック)からMFジャロッド・ボーウェンにヘディングシュートを決められ先制点を献上。それでも後半3分、DFアンドリュー・ロバートソンの一振りで試合を振り出しに。さらに同20分、コーナーキックからオウンゴールを誘発して逆転に成功した。

しかし、直近5試合で2勝2敗1分と失速気味だったチームは、粘るウェストハムの反撃をかわせない。同32分、自陣左サイドからのクロスをFWマイケル・アントニオに頭で合わせられ、再び同点に。結局勝ち越しはならず2-2のまま終了。この結果、勝ち点1を加えて同75にとどまり翌日に試合を控えるアーセナル、シティとの優勝争いに向けて痛恨の結果となった。

残り3試合で優勝の可能性が完全に潰えたわけではないものの、勝ち点取りこぼしを受けSNS上では「リバプール脱落か」「リバプール優勝無理」「優勝争いから脱落」「優勝の夢はほぼ潰えたか」「シティかアーセナルのどちらか確定だな」などの声が並び、諦めムードが広がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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