令和6年度関東高校サッカー大会東京予選 準々決勝 堀越 vs 都立東久留米総合

堀越、都立東久留米総合を2-1で下し関東大会に王手!
堀越イレブン

 令和6年度関東高校サッカー大会東京予選の準々決勝が行われ、都立東久留米総合と対戦した堀越が2-1で勝利し、関東大会出場に王手をかけた。

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 先制したのは堀越。前半13分、左サイドからサイドチェンジを受けたFW17岩﨑晄芽(3年)が相手GKに間合いを詰められながらも流し込み、先制点を挙げた。追いつきたい都立東久留米総合は「競って、拾って、つなげて、攻める」このサイクルを繰り返しながら、相手陣内に攻めこんだ。なかでもMF10小柳駿大(3年)が内、外に顔を出しながら、ボールにかかわり、攻撃の起点となった。迎えた38分、都立東久留米総合は相手陣内深い位置でのスローインからFW9佐藤匠(3年)から最後はMF10小柳が決め1-1の同点に追いつき、後半に入った。

堀越 vs 都立東久留米総合

 ロングフィード、サイドチェンジを多用し背後を狙う堀越に対し、内から崩しにかかる都立東久留米総合。互いに出方がわかる分、守りやすいのか、両チームとも攻め手を欠き、膠着状態に。このまま延長戦と思われた後半35分、堀越はシュートのこぼれ球を後半途中出場のDF 13森彰博(3年)が押し込んで、ゴール。これが決勝点となり2-1で堀越が都立東久留米総合を振り切り準決勝進出を決めた。

 勝った堀越の佐藤実監督は「自分たちのやるべきことをこのゲームでしっかりアジャスト(適応)してやってくれました」と振り返った。また主将を務めるDF2竹内利樹人(3年)は「先制したのは一番良かったですが、得点したあと、相手があまり攻めてこないなか、無いようにはしていましたがどうしても慢心、油断があったようにも思えます」とプレーの甘さや、ミスが散見されたなど、反省を口にした。

 なお、堀越は29日、準決勝で日大豊山と対戦する。

(文・写真=佐藤亮太)

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