ヨーロッパでは驚き?「まだJリーグで現役を続ける信じられない5名」

近年ヨーロッパに進出する日本人選手は増加の一途を辿っており、それに従って「ヨーロッパから日本に帰ってきて現役を続ける選手」も増えている。

今回は『Planet Football』から「まだ日本でプレーしていることが信じられない忘れ去られた5名の選手」をご紹介する。

イングランド方面からはこのような選手たちがJリーグで現役を続けていることに驚きがあるようだ。

香川真司

所属クラブ:セレッソ大阪

イングランド・プレミアリーグでは2シーズンしかプレーしなかったものの、オールド・トラッフォードではカルトヒーロー的な人気があった香川真司。マンチェスター・ユナイテッドでのデビューシーズンでリーグ制覇を経験し、いくつかの記憶に残る瞬間を生み出した。

そして彼が最もよく知られているのはボルシア・ドルトムントでのプレーであり、2度の在籍期間で200試合以上に出場。ユルゲン・クロップ監督が率いる黄金期のメンバーであることに加えて、ダービーマッチに強かったことでファンから高い人気を誇った。

現在は35歳となっているが、ドイツへと渡る前に所属していたセレッソ大阪で現役を続けており、まだその魔法も失われてはいない。

バフェティンビ・ゴミス

所属クラブ:川崎フロンターレ

4つ足の猛獣を模したユニークなゴールパフォーマンスで懐かしく記憶されているフランス代表FWのバフェティンビ・ゴミス。スウォンジー・シティやリヨン、サンテティエンヌでエースとして活躍したヒーローだ。

トルコやサウジアラビアでのプレーを経て、昨年Jリーグの川崎フロンターレと2025年までの契約を結び、日本へと渡った。

38歳になったゴミスはまだ日本でゴールを決めることができていないが、いずれあの象徴的なゴールパフォーマンスが見られるはずだ。

宮市亮

所属クラブ:横浜F・マリノス

2011年にアーセナルへと加入した際、アーセン・ヴェンゲル監督は「彼は世界中の多くのクラブを魅了する才能を持っている」と話した。そのキャリアは怪我によって妨げられたが、純粋なるスピードの優秀さは誰が見ても明らかだった。

イングランド・プレミアリーグではわずか7試合で退団することになったが、ドイツ2部のザンクト・パウリで復活の兆しを見せ、そしてJリーグでキャリアを軌道に乗せることができた。

日本代表に復帰した2022年に再び前十字靭帯を損傷してしまったが、昨年見事に復帰を果たした。彼がうまくやっているのを見るのは嬉しいことである。

長友佑都

所属クラブ:FC東京

イタリア・セリエAの名門インテルで9シーズンに渡ってプレーし、200試合以上に出場してきた長友佑都。不運にもクラブが低迷していたためにタイトルは1つしか獲得できなかった。

ただその後トルコリーグの強豪ガラタサライで多くのトロフィーを獲得し、フランス・リーグアンのマルセイユを経て日本へと戻っていった。

そして彼は37歳にしてまだ力強いプレーを見せており、先日は日本代表にも選出されていた。FC東京でもピッチ内外で欠かせない存在に。

武藤嘉紀

所属クラブ:ヴィッセル神戸

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この日本人ストライカーはドイツ・ブンデスリーガのマインツ05で活躍したあと、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドへと加入した。

そこではマンチェスター・ユナイテッド戦でゴールを決めるというインパクトを残したものの、あまりチャンスが与えられなかった。わずか727分しかプレーできず、退団に至った。

彼にとっては幸運なことに、チームの強化を進めたヴィッセル神戸が彼を引き入れ、キャリアを軌道に戻すことに成功している。

なお、その他にも酒井宏樹や酒井高徳、大迫勇也などが海外を経験してJリーグに戻って活躍しているが、イングランドの目線からはこの5名が印象的であるようだ。

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