稲田元防衛相ら尖閣諸島海域を視察 中国海警局の船が領海侵入し並走

自民党の稲田朋美元防衛相ら国会議員5人が、尖閣諸島の海域を視察した。

稲田元防衛相ら国会議員5人は27日、沖縄・石垣市の調査に同行する形で約4時間、尖閣諸島の海域などを視察した。

調査を取材していたFNNのカメラが撮影した映像では、目の前に魚釣島が確認でき、さらに領海に侵入してきた中国海警局の船の姿も捉えた。

内橋徹記者「尖閣諸島の海域に入っているのですが、中国の海警船が調査船めがけて突っ込んで来ています」

調査の最中には、海警局の船が接近してきたため、海上保安庁の巡視船が進路をふさぐ場面もあった。

稲田元防衛相「海警の船が我が物顔でというか、この領海に入っていることについては、許しがたい気持ちです」

この調査では、魚釣島上空から初めてのドローン撮影が行われたが、海警局の船の影響で2回目は取りやめになった。

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