メーデー連休に590万人が出入境

4月30日から始まる6日間のメーデー連休中、入境処は香港居住者や訪問者を含む約590万人が海、陸、空のさまざまな出入境管理所を経由して香港に出入りすると予想している。26日付香港各紙によると、約505万人がさまざまな陸路出入境管理所を経由して出入境すると予想されており、ピークとなる5月1日は100万人が出入境するとみられている。入境処は市民に対し、ピークの時間帯にボーダーを越えないよう注意を呼びかけている。また入境処のモバイルアプリを使用して、各陸路出入境管理所での行列状況を確認することもできる。

最も混雑するのは羅湖出入境管理所となり、1日平均約20万人の出入境が見込まれ、次に落馬洲、港珠澳大橋(香港側)で、出入境者数はそれぞれ約17万人と約13万人。5月1日は陸路の出入境のピークとなり、この日は約100万人が陸路経由で香港に出入りするとみられる。さらに80万人を超える中国本土の観光客がさまざまな出入境管理所を経由して香港に入境する。比較的多くの本土観光客は高速鉄道の西九龍駅から香港に入境すると予測している。昨年7月からの香港車両の北上プロジェクト以降、港珠澳大橋を経由して出入りする車両の数が増加している。現在の港珠澳大橋の総交通量は北上プロジェクト開始前の約3倍となっており、メーデー連休中はさらに利用が増加すると考えられる。

© HKP