迫力満点の恐竜が出張 新幹線延伸を記念 砺波・チューリップフェア

恐竜の全身骨格や骨模型に見入る来館者=砺波市美術館

 砺波市で開催中のとなみチューリップフェア(富山新聞社後援)会場で、福井県立恐竜博物館所蔵の恐竜の化石や復元模型が特別展示され、迫力満点な姿が人気を集めている。

 北陸新幹線の敦賀延伸開業を記念して企画した。会場の市美術館では、福井県勝山市で化石が見つかったフクイサウルス・テトリエシスとフクイラプトル・キタダニエンシスの全身骨格をはじめ、トロサウルス、アロサウスルの頭骨、ふんの化石が展示された。白衣を着た「恐竜博士」と記念撮影できるベンチも置かれ、来場者が家族で写真に収まった。名古屋市から家族で来た髭右近(ひげうこん)歩咲さん(9)は「恐竜はすごかった。腰の骨にも触れました」と笑顔を見せた。

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