大谷翔平妻・真美子さんの大学時代 元チームメイト証言「練習中に泣いていた」

大谷翔平のうしろを歩く真美子夫人

ドジャース大谷翔平選手と結婚した元バスケットボール選手・田中真美子さんについて、早稲田大学時代のチームメイトがその素顔を明かした。

真美子さんは富士通株式会社の実業団チーム「富士通レッドウェーブ」に選手として所属。昨年4月に現役引退を発表した。

学生時代は早稲田大学に進学し、女子バスケットボール部に在籍。当時、チームにはマネージャーなどのスタッフが複数人いたという。

学生時代に練習試合で同大学を訪れた人物は「試合をすると選手の汗がフロアに付着し、滑りやすくなってケガをしてしまうことも。スタッフはモップをかけて汗を拭きとっていたんですが、選手の真美子さんは濡れている場所を発見したら、すぐに私物のタオルで床を拭いていました。当たり前のことなんですが、気づいたらすぐに行動していました。オフィシャルと呼ばれるスコアシートの記入や、タイマー測定も『やります!』と言って自ら率先してやっていました」と明かした。

同部では、OGがコーチやスタッフに入ることもある。

当時チームメイトだった早稲田OGは「誰かに言われずとも練習メニューを自分たちで組むなど、自立することが求められていたように思います。卒業シーズンに、スタメンだった主力選手がチームから抜けた後、ゲーム(=5対5で実践形式の練習をすること)をしていた時、思うようにかみ合わないことがあって、練習中に泣いてしまうこともありました。あとから聞いたんですけど、ふがいない自分に悔しさがつのって泣いていたそうです」と振り返った。

何ごとにも純粋な気持ちで取り組む姿勢。大谷もまた元専属通訳・水原一平容疑者の事件がありながら、ここまでリーグトップクラスの成績を残している。

「この人以外にない!」と思えるほど、お似合いであることは間違いない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社