Ｆ１のＲＢに所属する角田裕毅（２３）に対して、中国グランプリ（ＧＰ）の不振により海外ファンから〝角田降ろし〟の声が出ている。
角田は２１日の決勝で後続車に追突される不運でリタイアとなったが、中国ＧＰを通じて低迷。１９日のスプリント予選は１９位、２０日のスプリントでは１６位、さらにその後の本予選では１９位とまさかのＱ１早期敗退を喫した。今季はオーストラリアＧＰで７位、日本ＧＰで１０位と勢いに乗っている中で、好調から一転して突如不振に陥った。
角田は近走で評価が高まっていたが、中国ＧＰでの〝惨敗〟により、手厳しい海外ファンからは一転して厳しい声が相次いでいる。ネット上では「ユウキがリアム・ローソンに道を譲る時が来たのだろうか」「角田は予選１９番手で、全然速くないリカルドに予選で負けた。ユウキをローソンに替えろ」「角田は廃れた。ローソンに代えろ」「ローソンは（昨季）最初の２回の挑戦で角田を２回破った」などと〝角田降ろし〟を求める意見が続出しているのだ。
ＲＢでは現在、レッドブルグループのリザーブドライバーを務める有望株リアム・ローソンの起用を求める機運が急激に高まっている。これまでは不振だったダニエル・リカルドとの交代が浮上していたが、角田の低迷を受け、手のひら返しが起きているというわけだ。
Ｆ１は最高峰の舞台だけに、１戦ごとに評価が急転するのは常。角田は次戦のマイアミＧＰ（５月５日＝日本時間同６日、決勝）で雑音を払しょくできるか。
