神社における『5つのタブー』…やりがちなバッドマナーや正しい参拝の作法とは?

神社参拝でやってはいけないこと、もしかしてやっているかも

神社に参拝するとき、どのような手順で参拝していますか?日本人に縁とゆかりが多い神社ですが、身近にあるにもかかわらず正しい参拝方法を把握しておらず、やってはいけないタブーを行っていることもあります。

神様に対して失礼な行動を取らないよ、NG行為と正しい参拝方法を把握しておきましょう。

神社における『5つのタブー』

神社におけるタブーは、以下の通りです。無意識のうちにやっていないか、ぜひチェックしておきましょう。

1.鳥居をそのまま通過する

鳥居は神様が住む場所と人間が住む場所を分けている、結界のような役割を担っています。そのため、鳥居の向こう側は神様の領域なのです。人間が神様の領域にお邪魔して参拝を行うため、鳥居をそのまま通過してしまうのはNG。非常に失礼な行動に当たります。

2.参道の真ん中を歩く

参道の真ん中は、神様が通る場所です。そのため、人間が参道の真ん中を歩くと失礼に当たります。道の真ん中は「正中」と呼ばれており、神様の通り道です。横切るときは一礼して足早に通り過ぎ、真ん中を歩かねばならないときは道の中央に向かって一礼しましょう。

3.お賽銭を投げ入れる

お賽銭をポイっと投げ入れる人は、多いのではないでしょうか?お賽銭は神様への貢ぎ物なので、投げ入れるのは失礼に当たります。お賽銭は金額関係なく、優しく滑り込ませるように入れるのがマナーです。

4.動物と一緒に参拝する

昨今のペットブームで、動物を飼育している家庭が多くなっています。特に、散歩の習慣がある犬は、旅行やお出かけにも同行させる人が多いですよね。

しかし、神社に犬などの動物を同行させるのはNG。動物は犬に限らず穢れの対象になっているので、神聖な場所である神社への参拝は適切ではないとされています。昨今はペットも参拝できる神社ができているので、どうしてもペットと参拝したければペット可の場所を訪れましょう。

5.殺生のイメージがあるものを持参する

殺生をイメージさせるものは、以下のものがあります。

  • アニマル柄のもの
  • 動物の毛皮あうろこを用いたもの
  • 生の肉や魚

神社では、上記のものは持ち込みを禁じていることが多いです。神様への失礼にもあたるため、洋服や小物類には注意しましょう。

正しい神社の参拝作法とは

神社の正しい参拝方法は、以下の通りです。

  • 鳥居の前で一礼する
  • 道の真ん中は歩かない
  • 手水舎がある場合は、手と口をきれいにするため利用する
  • 大騒ぎしない
  • お賽銭は静かに入れる
  • 二礼二拍手一礼で参拝する
  • 長居せず、参拝が終わったら速やかに帰宅する

子どもを連れての参拝の場合、子どもが走り回って遊んでしまうことがあるかもしれません。できるだけ大騒ぎしないよう声をかけ、手早く参拝するよう心がけましょう。

まとめ

神社参拝のマナーは、しっかりと心得ておくべきです。神様にお願いごとをするにあたり、正しい方法で参拝するのは必須!スマートに参拝し、思い出を作りましょう。

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